2004年12月25日

【グリーンマイル】

(DVD)1999/米/フランク・ダラボン
 きれいにまとまった映画だと思うのだけど、今ひとつ釈然としない部分もたくさんあり、可もなく不可もなく、と言ったところかなあ、と。君たちなんでそんなにあっさり奇跡を信じる?とか、人が人を罰するのになんでそんなに平然としている?とか、人の超能力を利用しておいて、その人が処刑されるのを「仕方がない」で黙って見てますか?とか。あと、コフィーが人を罰したとき、私はびっくりしましたよ。ああ、怖い、と思いましたよ。なのに誰もそれを当然のように受け入れているのだもの、ああ、それがとても怖い。宗教の違いもありますか? 罪と罰の宗教。もう一つ。これは「ダンサー・イン・ザ・ダーク」でも感じたことなんですが、「こんなに簡単に人は処刑されるのか?」と言うこと。一回「死刑」と決まったら、それを覆すことは大変なことなんでしょうか。死刑判決が出てから執行までの時間が比較的短く、その間に判決を覆すのは非常に難しい、と。この辺りのことを描いた映画もよくあるような気がする。と言うことは、このシステムって現実的なものなんでしょうか。物凄く怖い事じゃないか、と思いますが(^^;)。
  ミスター・ジングルが最高ですね。もう芸達者! 子供の頃飼っていたハツカネズミを思い出しました。かわいい、かわいい!

SayaT at 2004年12月25日 00:27
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