2005年07月11日

【戦国自衛隊1549】

(劇場)2005/日/手塚昌明ネタバレバレバレです

 子供に引っ張られて、半分いやいや行く、数ヶ月ぶりの劇場…。うーわ、もう大笑い。笑えるだけまあ良かったのかもしれない、と居直ったり。というか、お子様映画でした。何とかレンジャーみたいな、お約束シーン満載映画、と思って見れば、まあそれなり。多分そうだろう、と思って行ったので、期待はずれもなく、まあ、それなり(笑)。ちゃきちゃき進んでくれるので、おとなしく画面を見ていることは出来ます。
 
 一番笑ったのは、ラストちかく。何でヘリ落ちないんですかっ電気系統全部故障するんじゃないんですか!?。ヘリは当然墜落だと思いますが。不思議~。プラズマに運ばれたんでしょうか。ヘリが戻ってきた後の、あの敬礼部隊は何ですかっなんであの2人だけ特別扱いで敬礼なんですかっ民間人のオブザーバーだったからですか?…つか、ホールが消えていくところを見せないとダメでしょうが。任務が成功したのかどうかも分からんじゃないですか。なのに、あの敬礼…。説得力皆無だと思いますが。
 しみじみ思ったんですが、ヘリ、落っこちればよかったのに。そして、誰も帰ってこなかった。でもホールは次々消えていった。ああ、やつらはやったんだな、やり遂げたんだな。そして、誰も帰ってこない空き地に向かって政府要人たちが皆最敬礼。これも臭い臭い臭すぎる終わり方ですが、この映画のより説得力ありません?臭く作るんなら臭さに徹して、観客側もその臭さに飲み込まれるように説得力もたせて欲しいですなあ。あんな大事なラストシーンで、何でヘリ落ちないの?と観客に思わせた時点でもうだめだめ。シナリオの敗北映画ですね。
 
 …もうぼろくそ(^^;)。B級はB級で良いのです。楽しませてもらえれれば。でもこの映画は全てにおいて中途半端すぎて、私は最下級×印をつけてしまうわけです。

 他にも突込みどころは満載ですが、まあ良いや。秀吉役のあの少年はなかなか良かったな。

SayaT at 2005年07月11日 10:29
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