2004年04月25日

【ホーンテッド・マンション】

(劇場) 2003/米/ロブ・ミンコフ
いやもーディズニー映画でした。それだけで全てが終わるというか(笑)。愛と勇気と冒険が合い言葉ですね。まあ、面白いけどそれだけ。ひねたおばさんには、あの定型なお笑いがちょっとしんどいです(^^;)。

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【奇蹟の詩】

(DVD)1999/米/アニエシュカ・ホランド
私は「奇蹟」には何の興味もないので、「感動秘話」とは全く思わなかったけど(ラストで感動もしなかったぞ)、でも、神を信じたいのに信じる事が出来ず苦しむ神父さんを見るのはとても楽しかった(と書くと変な感じだが、変な意味じゃないよ(^^;))。疑念を全く挟まずに信じる事の出来る人間は幸せだ、と言った、その神父さんの言葉が好き。人間にとって、信仰とは何か、神とは何か、宗教とはどういうものを意味するのか、そう言う事を考えるのはとても好きなので、そう言う意味で、この映画は楽しかった。母親に捨てられ、恋人にも去られた女性がかわいそうね。ライバルは神様。勝てないわなあ……。でも彼女も赤ん坊を産んで、自分の位置をしっかり掴んだのかな。良かったね。後味は良い映画でした。(2004/04)

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2004年04月24日

【風の絨毯】

(DVD)2002/イラン・日本/カマル・タブリーズィー
「イラン」日本合同作成に引っかかって借りてきた(笑)。イラン映画好き。見てる時はそうでもなくても、後々ずっと印象が心に残るのがイラン映画です。なんでだろう? と言う事で、イランロケ部分がやっぱりすごく好き。子供たちが相変わらずいいねえ。ああ、あんたたち精一杯生きてるよなあ、と言うのがしみじみ。あと、マコトの友人のイラン人夫妻がとても良い。母を亡くして心を閉ざした日本の少女を笑わせようと、親身になる奥さん。もう、なんでここまで?と思えるほど、諦めずに手を出す。不思議に思っていたら、親戚の小さな子達を遊ばす奥さんを、窓の外からじっともの言いたげな目で見つめるダンナ。そして、おなじく親戚の子供たちを体中使って遊ばすダンナをじっと見つめる奥さんの目。もしかしてこの夫妻は子供を亡くしたのか、それとも子供が出来なかったのか、そうも思えてくる。でも、そんな事は一切描かれないんですね。あくまでも脳天気でノリのいいダンナに、しっかり者の奥さん。一切描かれないのだけど、それがとても映画に奥行きを与えているような気がする。その「何か」を感じさせてくれるのが、イラン映画の良いところなのかもしれないなあ。お話自体は別になんと言う事もなく、まあ、こんなもんかな、と。しかし、たった20日でペルシャ絨毯ってほんとに織り上がるんですか? (2004/04)

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