2004年12月25日

【キューブ】

(ビデオ)1997/カナダ/ ヴィンチェンゾ・ナタリ
わー、面白かった。ハラハラドキドキするわけではないし、物凄く怖いわけでもないんだけど、でも、面白かった。とてもマニアックな映画だと思うのだけど、ヒットしたんですよねえ? 極限状態に置かれた人間の心理とかもよくあるテーマなんだけど、「ああ、よくある話ね」とはならないところが凄いなあ。状況が全く掴めない辺りがミソなのかな(ここがどこなのか、何故こんなモノがあるのか、どうして自分たちはここにいるのか、何故こんな目に遭うのか、そう言う基本的な設定部分が何も分からない) 一番印象に残ったのが、「これは忘れられた巨大な公共事業で、作っている人間にもこれが何なのか分からなくて、作ったからには使わないともったいないから人を入れてみた」という奴ですね。うわー、ブラック…。なんだかこういう事って世の中にごろごろ転がっているような気がする。

SayaT at 2004年12月25日 00:26
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