事故にあった時間は7時半。そこで全ての時計は止まってしまったし(つまり、時間が止まった)、同じ処をグルグル回るのも「それ」らしい設定だし、ひたすらめざしていた「マーコット」は実はお医者さん。死を直前にした「精神世界」ではなんでもありなので、秘密も全部バラされるし未来も見える(笑)。何度も現われて家族を「死」に連れて行くのは、事故の第一発見者であり通報者である青年の車だしな。多分全てのことは[一瞬]と言っても良いくらいの短い時間で起きたことなのでしょう。でもすべて「幻想」だけではなかった証拠に、ラスト、お父さんの書いたメモが事故現場に残っています。お母さんの怨念(情念)恐るべし。
考えようによっては切ない話にもなるんだろうけど、そう言うテイストは全くなし([良いおじいちゃんになる]というメモ書きがそれを狙っているのかもしれないけど、ちと弱い気がするなあ。そこへ持っていくための演出の問題)。理不尽、不条理なテイストで話が進むにしては、オチですっきり理詰め説明…
ああ、そうか、それで面白くなかったのかもね。説明がきっちりなされたから良い映画ってワケでは無かろう。もちろん、不条理ものが全て良い映画でもない。不条理な恐怖を第一に持ってくるならもちろん理詰め説明は不用だが、この映画はそうではないだろう。オチが重要な映画だと思います。そうなら、ラストのオチを観た時の観客の反応が大事なんだと思うのね。「ああ、そうだったのか」だけでは足りないと思うのよ。ああ、そうだったのか、と思いつつ「切ない」と感じるのか「怖い」「小気味よい」「えげつない」と感じるのか、何らかの感情の動きが必要だと思うのよ。この映画は「ああ、そうだったの?」で終わってしまったような気がするのでした。
と言うことで、私的には「つまらない」映画でした。
子供に引っ張られて、半分いやいや行く、数ヶ月ぶりの劇場…。うーわ、もう大笑い。笑えるだけまあ良かったのかもしれない、と居直ったり。というか、お子様映画でした。何とかレンジャーみたいな、お約束シーン満載映画、と思って見れば、まあそれなり。多分そうだろう、と思って行ったので、期待はずれもなく、まあ、それなり(笑)。ちゃきちゃき進んでくれるので、おとなしく画面を見ていることは出来ます。
一番笑ったのは、ラストちかく。何でヘリ落ちないんですかっ電気系統全部故障するんじゃないんですか!?。ヘリは当然墜落だと思いますが。不思議~。プラズマに運ばれたんでしょうか。ヘリが戻ってきた後の、あの敬礼部隊は何ですかっなんであの2人だけ特別扱いで敬礼なんですかっ民間人のオブザーバーだったからですか?…つか、ホールが消えていくところを見せないとダメでしょうが。任務が成功したのかどうかも分からんじゃないですか。なのに、あの敬礼…。説得力皆無だと思いますが。
しみじみ思ったんですが、ヘリ、落っこちればよかったのに。そして、誰も帰ってこなかった。でもホールは次々消えていった。ああ、やつらはやったんだな、やり遂げたんだな。そして、誰も帰ってこない空き地に向かって政府要人たちが皆最敬礼。これも臭い臭い臭すぎる終わり方ですが、この映画のより説得力ありません?臭く作るんなら臭さに徹して、観客側もその臭さに飲み込まれるように説得力もたせて欲しいですなあ。あんな大事なラストシーンで、何でヘリ落ちないの?と観客に思わせた時点でもうだめだめ。シナリオの敗北映画ですね。
…もうぼろくそ(^^;)。B級はB級で良いのです。楽しませてもらえれれば。でもこの映画は全てにおいて中途半端すぎて、私は最下級×印をつけてしまうわけです。
他にも突込みどころは満載ですが、まあ良いや。秀吉役のあの少年はなかなか良かったな。
・に関して あんなにしたり お父さん
何やったんだ、お父さん。
・考える 両論すれば 踏み外し
うわーっ痛いわ 人生論かね、らん。
・追っかける あれこれすなる 押しつぶし
う…
本日のらんは、えらく人生を語ってくれました。ろくでもない人生のようだが。
あー、そうそう。らんちゃんはtopページにしかいません。topの左サイドバーの下の方にいます。会いたい方は一番上のBlogタイトルをクリックした先の左サイドバーの下の方においでください
]]> ともかく痛かった。痛いだけの映画だった。イエスの描き方もそのまんまだし、ユダの描き方ものそのまんま。イエスを糾弾し十字架にかけろと叫ぶ群衆(ユダヤ教の司祭達)もそのまんま。それなら聖書読んでた方が良いんじゃないのかい、と思える映画でした。なんでわざわざ映像で痛いの見なきゃならんのだ(^^;)。
内容に関しては、「辛いね。でもそれでも世界は回っていくんだね」です。一番身近なものとしては、交通事故死、でしょう。宮部みゆきの「とり残されて」でも思ったのですが(あれはテーマは全く別物ですが)、事故、というのは、被害者はもちろん、加害者、そして彼らを取巻く人々にとってなんと辛いものだろう、と。
]]> スタンド・バイ・ミーとよく引き合いに出されているようですが、私はあちらは未見。見てみようかなぁ……。スタンド~の方は小説だけ読んでうっちゃってたのですが(キングのこの手の小説はあまり好きでない。キングが嫌いなのか、翻訳者が気にくわないのかは不明)。でもこの映画では、私は子供たちもだけど、一面の麦畑と空と音楽とあの廃屋にメロメロになった部分が大きいので、スタンド・バイ・ミーではどうでしょうね。ともかく見てみないことには何も言えないか…(笑)
現実のゲバラではなく映画のゲバラへの感想。エルネストはその思いを医療にはぶつけず革命に走ったのね。彼が求めたものは南米にもたらされたのでしょうか。あまり変わってないような気もしますが(あのあたりの政治や情勢には疎い私はよく分からない)。でも、革命ではゲバラが夢見たものは手に入らないね、多分。人間が人間である限り無理なような気がしますな。といっているだけでは何も始まらないので、何か行動を起こさなければならない。そういう意味であの2人は素晴らしい(行動の是非は今はとわない)。行動を起こせる人を私は尊敬します。