2004年12月25日

【ボーリング・フォー・コロンバイン】

(劇場) 2002/カナダ/マイケル・ムーア
 えー!?ほんとに銀行口座開設キャンペーンで銃をプレゼントしたりするんですか!?アメリカ! まずそれで度肝を抜かれましたよ。どこまでほんとなのか、映画だからかなりの編集も当然あるのだろうけど、でも、アメリカが空恐ろしくなる映画でしたね。まあ、いまの日本でもとんでもない事件は多々起こっていますが。銃でなくても人は殺せる。でもね、銃ってのは簡単に殺せるのね。やはり刃物やヒモ類で人を殺すよりはずっと楽なんですね。持ってはいけませんね。武器(あるいは「強力な力」)という物は、身を守るためであっても、いったん持つともう離せなくなりますね。そして必ず、それを「守る」為ではなく「攻撃」に使う人は出てくるんですね。確実に。もう泥沼です。あの映画を見ていて、アメリカはもうその泥沼の中にどっぷり浸かってるんじゃないか、と思いました。自分で自分の身を守る事は必要ですが、あまりに強大な力は持ちすぎない方が良いです…核も同じだよ! (^^;)。射撃練習の的に人間の姿や顔を使ったら、引き金が引けない人が多数いた、と言う国で、日本はずっとあって欲しいです。
 これも劇場で1000円で上映していたので見てきたもの。109シネマズ、良いね(^^)(2003/10)

SayaT at 2004年12月25日 09:59
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