2003年12月09日

【戦場のピアニスト】

(DVD)2002/ポーランド・仏/ロマン・ポランスキー
フィアー・ドット・コムを観て気分が悪くて悪くて、お口直しに、と観てみたら…あーう、お口直しどころか、もう重くて重くて。もっと元気な時に観ないとドロドロになってしまいますわ、「戦場のピアニスト」。(話題作の割に、内容だとか批評だとか諸々、全然チェックしてなかったんですねー私。ほぼ真っ白な状態で観たんです)。昨日とは違う意味でノックアウト。疲れた…。良い映画だと思いますよ。でも今はしんどいです。特に前半がね。人間でいるのが情けなくなってきますね。人間ってとことん酷い事が出来る生き物なのだなあ、と。後半は観ていてずいぶん楽になりましたが。
 で、しみじみと。自分に恥ずかしい、と思う事はやっちゃいけない。世の中が大きく動いていく時はどうしても飲み込まれてしまいがちになるけれど(その流れに個人で逆らうというのは生半可な事じゃ出来ません)でも、自分が「恥ずかしい」と思う事はやっちゃいけないです。個々の人が皆そうしたら、世の中はもっと良い方向に向かわないだろうか。…「恥ずかしい」と思う事が人によって酷く大きく違う、と言う事が一番の問題なのかもしれないけれど。「今」の世の中(日本も世界も)もその大きな流れの入り口にあるんじゃないか、と最近思うんですけどね。難しい問題です。ともかく、私は自分が恥ずかしい、と思う事はやらないようにしたいです。はい。(2003/12)

SayaT at 2003年12月09日 08:41
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