2003年09月14日

【ドラゴンヘッド 】

(劇場)2003/日/飯田譲治
映画の特別割引券5枚綴りをネットで購入。それを受取に某映画館に行かねばならぬので、ついでに映画を見てくるか、何を見ようか、と言う話になって、現在上映中のタイトルを読み上げていたら、横から「ドラゴンヘッド!」という大声が上がりましたので、見てきました、ドラゴンヘッド。私としては、「閉ざされた森」が見てみたかったんですけどね。「廃墟」と「世界の終末」という言葉に惹かれた中学生次男坊の希望でドラゴンヘッド観賞に決定。
おばさんにはダメですわ、あれ。中学生の次男坊が楽しんだのかどうかは不明ですが…。おばさんというか、大人の観賞には堪えられませんわ(^^;)。何が描きたかったんだか全然分からない映画でした。私にとってはいわゆる「金返せ!」映画、でした。映像が凄い、と言う話もちらと聞いてたんですけど、いまひとつ。小さい画面の上映場だったせいかもしれませんけれど、でも、私には今ひとつ。最初のトンネルの中のシーンがまだ一番ましでした。先日、レンタルビデオでバトロワの1を見たんですけどね(何を思ったのかダンナが借りてきたので、相伴観賞)、あちらの方がずっと良かったなあ。「人間」がまだちゃんと描けていたような気がします。

 マンガが原作らしいのだけど、もしかしてマンガをそのまんま映画化したんではないかな、とか思ったりして。マンガで読んだらまだ面白いのかもしれないなあ、とか。いや、いま、フラワーズと言う少女漫画雑誌で似たような状況設定の漫画が連載されているんですが(「セブンシーズ」、だったかな)あれ読んでる方がずっと面白いやー。きっと、このドラゴンヘッドもマンガで読んだら面白いんだろうな、映画化に失敗したな、と思ったのです。映画と漫画は違うから、映画にするんなら話を映画用に大きく作り替えていかないといけないよねえ。…マンガの方は未読ですから(評判も知らない)、私が勝手にそう想像しているだけですけれど。 (2003/09)

SayaT at 2003年09月14日 09:48
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