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2002年05月20日

【スパイダーマン】

(劇場)2002/米/サム・ライミ
  見てきました。スパイダーマン。パニックルーム見に行ったはずなのに、何故かスパイダーマン。
  感想。うーん、いまいちだったなあ…です。 とっても重いテーマを山ほど放り込んだものの どれもこれも描ききれずに上辺だけなぞっておしまい、と言う感じを受けてしまった。
 ぱっと浮かぶだけでも、ジキルとハイド氏的な善人と悪人の葛藤テーマ。強い力を持つ者が背負う責任というテーマ。それをいきなり与えられた、ぱっとしない男の子の気持ち。家族愛もあるなあ。味付けにマスコミへの揶揄や、一般大衆の身勝手さも盛り込まれていたかな。その中の真実を見る目、も。でもどれもこれも中途半端な気がする。どれもみな、語り尽くされたテーマでもあるからいわゆる「定型」みたいなものがあってそれをとりあえず全部なぞりました、と言う感触。恋愛ものにもなりきれていないし、アクションものとしてもそんなに凄いとは思わなかったし(最近の映像ってみんな凄いからねえ)全体のノリもそんなに良いと思わなかったし。どこを見て良いのか分からない。どれもこれも同じ重さで描かれている(ように思った)ので、特にぐっと来る部分もない。
 …というのが、だんなとの共通な感想でした。いっそのこと徹底的に勧善懲悪に徹して、そこにちょっと恋愛感情絡めてすぱっと気持ちよく仕上げた方が良かったんではないか、と思ってしまいました。  ううん、ゴブリンの中途半端さが一番問題かな。彼の苦悩を描くならもっともっとつっこんで描かなくちゃ。あれってかなりでかくて重いテーマになるから。その苦悩がこちらによく伝われば伝わるほど、彼をやっつけなければならないスパイダーマンの苦悩も生きてくると言うもの。そのあたりが生かされていないなあ、と思った。中途半端に触るくらいなら、無くしてしまった方が気持ちが良いのではないかな。

SayaT at 2002年05月20日 08:40
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